蕗に登り猿

番号: 472
分類: 時代を語る手ぬぐい
モチーフ: 植物 動物
技法: 引染め その他
制作年代: 江戸時代以前
特徴: 長板に布を張り、型紙の上からへらで糊置きし、天日干しして伸子で張り、蘇芳で地色を引き染めて、その上から摺り染めで蕗を染めるという、贅沢な染め。すくすくと伸びる蕗には子どもの成長への祈りが込められており、子どもの身代わりとしてお守りにされる括り猿が蕗に登る絵柄は、子どもの誕生記念や、成長祈願などに染められたものと思われる。申年生まれの子のものだとしたら、万延元年申歳頃製作か。

※サンプル写真は解像度を下げてあります。
ヴィンテージ手ぬぐい千枚展示会では現物をご覧頂くことができます。



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