番号: | 925 |
分類: | 売り物手ぬぐい |
モチーフ: | 人物 物語ことわざ芸能演目 |
技法: | 注染細川 |
制作年代: | 昭和前期(1~20年) |
特徴: | 劇画12ヶ月として松山手拭店の頒布会用に作られたシリーズ。抑制の効いた構図に余情が漂う画風は、歌舞伎の鬘を描いて有名な松田青風(1892-1941)によるもの。色数は抑え、注染本来の染め味を生かした東京好みの傑作手ぬぐい。舞台の袖で演技を見届ける黒衣姿の人物。降り積もる三角の雪、手に持った緋色の手柄が、雪の中、髷を崩して狂乱の姿を演じる「櫓のお七」の幕切れを暗示している。 |
※サンプル写真は解像度を下げてあります。
ヴィンテージ手ぬぐい千枚展示会では現物をご覧頂くことができます。